カーボンオフセットってなに?
みなさんも地球温暖化という問題はどこかで耳にしたことがあるのではないでしょうか。カーボンオフセットとは英語に直すと、carbon offset、です。carbonは炭素、offsetは相殺という意味があります。炭素は石油や石炭に含まれる物質で、石油や石炭を燃やした時に二酸化炭素が発生します。地球温暖化の大きな要因として人間が出す二酸化炭素が問題視されています。カーボンオフセットとは、それをoffset、つまり、何かの形で相殺しようという考えです。地球温暖化にはメタンやフロンも関係していますが、メタンは減らすのが難しく、また、フロンは現在、先進国では使用されていないことが多いのが現状です。
カーボンオフセットの現状
カーボンオフセットはイギリスで始まりました。カーボンオフセット先進国はイギリス、アメリカ、ドイツ、オーストラリアなどです。日本においても、取り組みが急がれています。カーボンオフセットとは主に植林、森林保護、クリーンエネルギー事業によって行われます。植物は二酸化炭素を取り入れ、酸素を排出します。そのため、森林を増やすことは二酸化炭素削減に効果があるという理屈です。カーボンオフセットとは地球温暖化を防ぐために、二酸化炭素排出量が多い先進国などで、京都議定書などの削減義務を守るために考え出された、苦肉の策と言っていいかもしれません。
カーボンオフセットに出遅れた日本
日本はまだ、カーボンオフセットの指針を作り、検討会が開かれている段階で、カーボンオフセットで出遅れたと言っていいでしょう。カーボンオフセットとは工業国、日本において重要な考え方です。日本はもともと森林が多く、自国に植林するのが難しい国でもあります。京都議定書に定められた削減基準を日本が達成するには、カーボンオフセットは必須の仕組みです。早く環境省がカーボンオフセットの枠組みを作り、企業に働きかけていくことが重要になってくるでしょう。